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1. 大会概要
大会名: ザグレブ女子オープン(ITF W75)
開催期間: 2025年6月16日~6月22日
場所: クロアチア・ザグレブ
コート: クレーコート
賞金総額: 6万ドル
カテゴリー: ITF女子ツアー下部大会

2. 伊藤あおい選手のタイトル
種目: 女子ダブルス
パートナー: フェン・シュオ(中国)
決勝戦: 6月22日(日本時間6月23日)に実施
対戦相手: アリナ・ブラトワ(ロシア)/マルタ・マトゥーラ(ギリシャ)
試合結果: 7-5, 6-3でストレート勝利
試合時間: 1時間12分

>伊藤選手にとってクレーコートでの初タイトルであり、自身初のITF W75ダブルス優勝。過去にクレーコートを「めっちゃ嫌い」と公言していたため、この快挙は特に注目されました。

3. 試合経過と勝ち上がり
伊藤選手とフェン・シュオのペアは、2度目のダブルス出場で優勝を達成。以下は大会での勝ち上がり:
1回戦: リア・デルニコビッチ/マリアナ・ドラジッチ(クロアチア)を6-2, 6-4で撃破。

準々決勝: 第1シードのバレリア・ストラホワ(ウクライナ)/タラ・ウルト(クロアチア)が棄権し、不戦勝。

準決勝: ビクトリア・カン/エカテリーナ・マカロワ(ロシア)を6-4, 7-5で下す。

決勝: アリナ・ブラトワ/マルタ・マトゥーラを7-5, 6-3で破り、優勝。

このペアは、昨年9月の仁川W100(ハードコート)で初コンビを組み、決勝進出(準優勝)した経験があり、2戦目で初タイトルを獲得しました。

4. シングルスの結果
伊藤選手はシングルスにも第2シードとして出場しましたが、1回戦でダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)に6-4, 4-6, 6-7(7)のフルセットで惜敗。この大会ではダブルスに専念する形となり、シングルスの早期敗退をダブルスで補う結果となりました。

5. 伊藤選手のクレーコートへのコメントと背景
クレーコートへの苦手意識: 伊藤選手は過去に「クレーはめっちゃ嫌いです」と発言し、2025年5月のクラランス・トロフィー(WTA125、フランス)では約3年半ぶりのクレーコート公式戦で初戦敗退(世界56位のS・カルタルに2-6, 6-3, 3-6)。この大会以前のクレーコート戦績はITF大会で7勝3敗だったが、自身のパワーの弱さをカバーする独特のプレースタイル(スライスやループボール)がクレーでは通用しにくいと感じていた。

>苦手意識のあるクレーコートでダブルスとはいえ初タイトルを獲得したことは、伊藤選手の成長と適応力を示すもの。Xの投稿では「苦手クレーで初タイトル」と驚きとともに報じられ、ファンやメディアから称賛されました。

6. プレースタイルと戦略
伊藤選手はシングルスで特徴的な「変幻自在のプレー」を展開し、フォアハンドのスライスや高い弾道のループボールで相手のリズムを崩すスタイルで知られています。ダブルスでは、フェン・シュオの攻撃力と伊藤の戦術的なショットが相補し、決勝戦でも安定したラリーとネットプレーで相手を圧倒。クレーコートの遅いバウンドにも対応し、粘り強いプレーで勝利を重ねました。

7. 大会後の影響
ランキング: ダブルスでの優勝により、伊藤選手のWTAダブルスランキングは自己最高の180位(2024年9月16日時点)からさらに上昇する可能性があります。シングルスでは2025年5月5日に世界100位を記録しており、今後のグランドスラム本戦出場も期待されます。

>このタイトル獲得は、伊藤選手にとって自信となり、特にクレーコートでのプレーに前向きな影響を与える可能性があります。2025年後半の全米オープンや翌年の全仏オープン予選での活躍が注目されます。

8. メディアとファンの反応
6月23日に「伊藤あおい 苦手クレーで初タイトル、ストレート勝ちで複V」と速報。ファンからは「クレー嫌いなのに優勝すごい!」「あおいちゃんの成長が止まらない」といったコメントが寄せられ、話題に。

他の2025年の活躍:
1月:オーストラリアンオープン予選出場(石井さやかと1回戦で対戦)。
2月:ドバイ・カタール・アブダビのWTA大会予選出場。
4月:安藤証券オープン東京(W100)で準決勝進出(柴原瑛菜と対戦)。
5月:キャンベラ国際(WTA125)でシングルス初優勝。

10. まとめ
伊藤あおい選手は、2025年6月23日にクロアチアのザグレブ女子オープン(ITF W75)で、フェン・シュオとのダブルスでクレーコート初タイトルを獲得しました。苦手意識の強いクレーコートでのストレート勝利(7-5, 6-3)は、彼女の適応力と戦術的プレーの進化を示す快挙です。

シングルスでは1回戦敗退だったものの、ダブルスでの優勝は今後の自信につながり、WTAランキング向上やグランドスラムでの活躍が期待されます。ファンやメディアからは「苦手克服の象徴」として高く評価されており、20歳の若手選手のさらなる成長に注目が集まっています。

<関連する記事>

伊藤あおい 苦手クレーで初タイトル、ストレート勝ちで複V<女子テニス>
…オープン(クロアチア/ザグレブ、クレー、ITF)は21日、ダブルス決勝が行われ、伊藤あおい/ フォン・シュオ(中国)組がA・ブラトバ/ M・マトウラ(ギリシャ)組を7-5…
(出典:tennis365.net)

<ツイッターの反応>

tennis365.net テニス365
@tennis365

🇯🇵伊藤あおい 苦手クレーで初タイトル、ストレート勝ちで複V🎾 news.tennis365.net/news/today/202… #tennis #テニス #WTA #ITF

(出典 @tennis365)

sanchan-SR休業中-
@janken825

伊藤あおい 苦手クレーで初タイトル、ストレート勝ちで複V<女子テニス>(tennis365.net) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/cce50…

(出典 @janken825)

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