勝てそうで勝てなかった。
【試合結果】
ウィンブルドン2025女子シングルス3回戦で、大坂なおみ選手(世界ランク53位)はロシアのアナスタシア・パブリュチェンコワ選手(世界ランク50位)にフルセットの末、6-3, 4-6, 4-6で逆転負けし、ベスト16進出を逃しました。試合時間は約2時間で、芝コートでの接戦となりました。
【試合展開】
・第1セット(6-3で大坂勝利)
大坂は強力なサーブとフォアハンドを軸に主導権を握り、積極的なプレーでパブリュチェンコワを圧倒。第8ゲームでブレークに成功し、38分でセットを先取しました。ファーストサーブのポイント獲得率が高く、リターンゲームでも相手のミスを誘う展開でリード。
・第2セット(4-6でパブリュチェンコワ勝利)
パブリュチェンコワが戦術を調整し、深いリターンと安定したラリーで反撃。大坂のファーストサーブの確率が低下(試合後半で約50%台に落ちる)、セカンドサーブが攻撃される場面が増えました。特にフォアハンドのミスが目立ち始め、終盤のブレークを許してセットを落としました。
・第3セット(4-6でパブリュチェンコワ勝利)
最終セットは互いに譲らない展開。両者ともブレークポイントを握るが、パブリュチェンコワの試合巧者ぶりが光り、要所で冷静にポイントを重ねる。大坂は芝でのフットワークを改善し、ラリーに粘りを見せたが、相手の強烈なリターンと安定した守備に押され、終盤のブレークが決定的となり逆転負け。
<大坂のコメント>
試合後、大坂は「芝での動きは確実に良くなっているが、細かいミスが結果を左右した」と振り返り、精神面の強化と今後の成長に意欲を示しました。
7年ぶりのウィンブルドン3回戦進出を果たし、芝コートでの適応力向上を見せましたが、試合巧者のパブリュチェンコワに逆転を許す結果に。ファンからは「粘り強いプレーだった」「次の大会に期待」との声が上がっています。
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