2025年9月1日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦し、5-4で劇的なサヨナラ勝利を収めました。この試合では、山本由伸投手が圧巻のピッチングを見せるも勝利投手の権利を逃し、代打ウィル・スミス選手のサヨナラホームランがチームを救いました。以下、試合の詳細を振り返ります。
<試合の流れ>
・1回表:ダイヤモンドバックス、先制ならず
ダイヤモンドバックスの先発はライアン・ファット投手。ドジャース打線を相手に立ち上がりは落ち着いた投球を見せ、無得点に抑えます。
・1回裏:大谷翔平が先制の起点
ドジャースの1番DHとして出場した大谷翔平選手が、初回に右前安打を放ち出塁。このヒットがきっかけとなり、ドジャースは2点を先制。フレディ・フリーマン選手やアンディ・パヘス選手のタイムリーでリードを奪います。
・中盤:山本由伸の圧巻の投球
ドジャースの先発は山本由伸投手。7回を投げ、4安打1失点、10奪三振、無四球の素晴らしい内容でマウンドを支配しました。特に、ダイヤモンドバックスの強力打線に対し、抜群の制球力と多彩な球種で翻弄。5回には1失点を喫しましたが、12勝目の権利を持って降板しました。観客からはスタンディングオベーションが沸き起こる圧巻のピッチングでした。
・8回表:スコットの失点で同点に
山本投手の好投を継いだリリーフのタナー・スコット投手が8回に登板。しかし、2死からダイヤモンドバックスのコービン・キャロル選手に同点3ランホームランを浴び、4-1のリードが一気に4-4に。山本投手の12勝目の権利が消滅し、スタジアムにはファンからの悲鳴が響きました。
・9回裏:ウィル・スミスの劇的サヨナラHR
試合は同点のまま9回裏へ。ドジャースは無死からチャンスを作り、代打で登場したウィル・スミス選手が劇的なサヨナラホームランを放ちました!この特大の一発でドジャースは5-4で勝利。連敗を「2」で止め、地区優勝マジックを「23」に減らしました。スタジアムは歓喜に包まれ、チームの団結力を象徴する一撃となりました。
<注目選手のパフォーマンス>
・山本由伸投手
7回4安打1失点、10奪三振、無四球の快投。今季3度目の2桁奪三振を記録し、チームの連敗ストッパーとしての役割を果たしました。試合後、山本投手は若手捕手ラッシングとの好相性を称賛し、「すごく好きです」とコメント。ファンからも「勝利投手になってほしかった」との声が上がる素晴らしい投球でした。
・大谷翔平選手
4打数1安打。初回の右前安打で先制点の起点を作り、チームに勢いをもたらしました。9回のチャンスでは出塁できなかったものの、攻守にわたる存在感を発揮。
・ウィル・スミス選手
代打でのサヨナラホームランが試合のハイライト。チームを救う劇的な一発で、ファンに感動を与えました。
<試合の意義>
この勝利により、ドジャースはダイヤモンドバックスとの3連戦で1勝2敗とし、スイープを免れました。2位サンディエゴ・パドレスが同日に敗れたため、ナ・リーグ西地区の首位争いでもリードを維持。地区優勝マジックは「23」となり、ポストシーズンに向けて勢いを取り戻す一戦となりました
<ファンの反応>
X上では、試合直後からファンによる熱い投稿が相次ぎました。山本投手の好投を称賛する声や、スミス選手のサヨナラHRに興奮するコメントが飛び交い、「由伸の勝利が消えたのは残念だけど、チームの勝利が最高!」といった声も。一方で、「スコットが打たれなければ…」とリリーフ陣への不満も見られました。
<まとめ>
山本由伸投手の圧巻のピッチングとウィル・スミス選手の劇的なサヨナラホームランにより、ドジャースは連敗を脱出し、チームに活気を取り戻しました。大谷翔平選手も先制の起点となる活躍を見せ、チーム全体の団結力が光る試合でした。この勢いを次戦につなげてゆきます!
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