第100回全日本テニス選手権2025 全日程終了、結果報告！

＜大会概要＞
第100回全日本テニス選手権は、三菱電機ビルソリューションズ主催、橋本総業ホールディングスサポートのもと開催。予選は9月23日からスタート。
大会は男女シングルス、ダブルス、混合ダブルスで争われ、総勢数百名の選手が参加。賞金総額は非公開ですが、優勝者には日本一の栄誉が与えられます。 ライブ配信や現地観戦で盛り上がりましたが、残念ながら今大会は終了。次は2026年をお楽しみに！

＜勝ち上がり選手と結果ハイライト＞
大会は波乱含みの展開で、若手選手の台頭が目立ちました。以下に、各部門の主な勝ち上がり選手と最終結果をまとめます。スコアは決勝を中心に記載。

＜男子シングルス＞
優勝: 田口涼太郎（25歳、長崎県出身、Team REC）
準優勝: 市川泰誠（ノア・インドアステージ）

**田口涼太郎– 初優勝！決勝で市川泰誠を6-4, 7-5で下し、日本一に輝きました。ストロークの安定感が光り、単複2冠達成の立役者。この全日本シングルス初優勝は、彼の粘り強いベースラインゲームが結実した結果。ダブルスでも活躍し、テニス界の新星として注目を集めています！

***田口涼太郎のキャリアハイライト
長崎県出身の田口涼太郎選手は、6歳でテニスを始め、ジュニア時代から頭角を現しました。プロ転向は2023年で、ATPシングルス最高ランキングは536位（2024年）を記録。主な戦績は以下の通りです。

ジュニア時代（高校時代）:
・2017年: 全国高等学校総合体育大会（インターハイ）準優勝、全日本ジュニア選抜室内予選グループ2位、全日本ジュニア1回戦敗退。
・2018年: 全日本ジュニア2回戦、インターハイ4回戦。

プロ転向後（主なタイトルと成績）:
・2022年・2023年: 島津全日本室内テニス選手権大会ダブルス優勝。
・全日本テニス選手権: 5年連続出場、2024年ベスト4（これまでの最高成績）。
・ITF大会: M25台北（2024年9月）準決勝進出、M15ナコーンパトム（2024年7月）出場など、海外遠征で着実にポイントを積み重ね。

＜女子シングルス＞
優勝: 岡村恭香（第2シード、橋本総業ホールディングス、30歳）
準優勝: 清水綾乃（Team LB、7年ぶりの決勝進出）

女子はベテランと若手の融合が熱く、岡村選手の冷静さと清水選手の復活劇が優勝をよりドラマチックに彩りました。

**岡村恭香 – 念願の全日本初優勝！この全日本初優勝は、長いキャリアの集大成。粘り強いフルセット連勝が、彼女の精神力を象徴しています！決勝で清水綾乃を下し、1回戦から5試合連続のフルセット勝利を収めて頂点に立ちました。第100回大会にふさわしい粘り強いベースラインからの攻撃が決め手。

***岡村恭香のキャリアハイライト
ジュニア時代:
・倉敷市立倉敷東小学校、岡山市立京山中学校を経て、私立岡山学芸館高校卒業。ジュニア時代から岡山県のテニス界で活躍し、JOCアスリートに選出される基盤を築きました。

プロ転向後（主なタイトルと成績）:
・WTA: シングルス勝敗22勝27敗、タイトル0。ダブルス最高229位（2019年10月21日）。
・ITF/JTA: 国内外のITF大会で着実にポイントを積み重ね、2025年全日本テニス選手権で念願の初優勝（4年ぶり7度目の出場、決勝は2時間35分の激戦）。
・その他: 賞金総額約144,529ドル。年明けの好調で200位以内入りを果たし、30歳でのブレイクが話題に。

＜男子ダブルス＞
優勝: 田口涼太郎（Team REC） / 野口政勝（ONE DROP、第4シード）
準優勝: 中川舜祐 / 楠原悠介（伊予銀行、第1シード）

田口涼太郎 / 野口政勝– 初タイトル！決勝で第1シードの中川舜祐 / 楠原悠介（伊予銀行）を6-2, 0-6, [10-8]のタイブレークで下し、1時間7分の激戦を制しました。息の合ったコンビネーションが光り、野口選手にとってもダブルス初の全日本タイトル。
田口選手のダブルス2冠（シングルス含む）は、20年ぶりの快挙です。

＜女子ダブルス＞
優勝: 小堀桃子（橋本総業ホールディングス） / 山﨑郁美（SHIMADZU Breakers）
準優勝: 松田美咲（エームサービス） / 細木咲良（原商）

小堀桃子 / 山﨑郁美 – 初優勝！決勝で松田美咲 / 細木咲良をストレート（6-2, 6-3）で撃破。ペアの相性が抜群で、女子ダブルスの新時代を予感させる勝利。

＜混合ダブルス＞
優勝: 田口涼太郎（Team REC） / 小堀桃子（橋本総業ホールディングス）
準優勝: 山﨑郁美（SHIMADZU Breakers） / 野口政勝（ONE DROP）

田口涼太郎 / 小堀桃子– 田口選手のトリプル活躍で優勝。クロスプレーが華やかでした。混合はエンタメ性が高く、観客を沸かせました！

＜総括：100回目の感動と次なる期待＞
第100回大会は、田口涼太郎選手の単複（男子）2冠が最大のハイライト。女子では岡村恭香選手の初優勝と清水綾乃選手の7年ぶり決勝進出が印象的でした。混合ダブルスでは田口/小堀と山﨑/野口の名勝負が話題に。 勝ち上がり選手の多くが20代前半で、テニス界の若返りが感じられます。 X（旧Twitter）ではフォトギャラリーが多数投稿され、臨場感あふれる写真がファン心をくすぐりました。大会終了後も、選手たちの活躍は日本テニスを盛り上げます。次回大会や国際戦の情報は公式サイトをチェック！ 読者の皆さん、どの試合が一番の名勝負でしたか？コメントで教えてくださいね。皆さんとテニスライフ、楽しもうね！
（情報源: 日本テニス協会公式、Tennis Magazine、スポ速ほか。最新情報は公式で確認を）